XserverでLaravelアプリケーションをホストする手順をまとめておきます。
まず、Xserverでsshを使えるようにしましょう。
sshを使えるようにするには、Xserverの公式ドキュメントを参照してください。
以下、MacやLinuxの場合についての説明です。
ホームディレクトリに .ssh フォルダを作成します。
そのフォルダに、ダウンロードした サーバーID.key ファイルを配置します。
これでssh接続の準備は完了です。
以下のコマンドでXserverにsshで接続します。sv00000のところは、サーバーパネルで確認してください。
% ssh -i ~/.ssh/サーバーID.key -p 10022 サーバーID@sv00000.xserver.jp The authenticity of host '[sv00000.xserver.jp]:10022 ([000.000.000.000]:10022)' can't be established. ECDSA key fingerprint is SHA256:XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX. Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?
最初だけ質問されるので、yesと入力してエンターします。
Warning: Permanently added '[sv00000.xserver.jp]:10022,[000.000.000.000]:10022' (ECDSA) to the list of known hosts. Enter passphrase for key '/home/vagrant/.ssh/サーバーID.key':
パスフレーズを聞かれるので、鍵ペアを作成したときのパスフレーズを入力すると、サーバーにログインできます。
composerのバージョンを確認します。
$ composer --version Composer version 2.5.5 2023-03-21 11:50:05
古かったらアップデートしましょう。
composerが1.xの場合は、以下のコマンドでアップデートします。
$ php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');" $ php composer-setup.php $ php -r "unlink('composer-setup.php');" $ mkdir bin $ mv composer.phar bin/composer
vi で .bashrc を開き、最後に以下の行を追加します。
export PATH=~/bin:$PATH
ログインし直すか、以下のコマンドを実行すれば、.bashrc の変更が反映されます。
$ source .bashrc
サービスするホストのフォルダに移動します。
$ cd サーバーID.xsrv.jp
Laravel用のフォルダを作成し、移動します。
$ mkdir laravel $ cd laravel
gitからcloneしましょう。
$ git clone https://hostname/hoge.git
laravel/publicフォルダに対して、public_html/public でシンボリックリンクを作成します。
$ ln -s ~/サーバーID.xsrv.jp/laravel/public ~/サーバーID.xsrv.jp/public_html/public
.envファイルを作成(というかコピー)します。
$ cp .env.example .env
アプリケーションキーを生成します。
$ php artisan key:generate
これで、ブラウザで http://サーバーID.xsrv.jp にアクセスすると、Laravelアプリケーションが動いてると思います。
DB接続したい場合は、Xserverで設定した内容を .env に追記すれば接続できます。
DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=127.0.0.1 DB_PORT=3306 DB_DATABASE=サーバーID_hoge DB_USERNAME=サーバーID_username DB_PASSWORD=password